睡眠時無呼吸症候群(SAS)の意外な改善方法

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)。睡眠の質を改善するために避けては通れいない課題です。

あなたも耳にしたことがあるのではないでしょうか?

睡眠時の症状ですから、睡眠の質に大きな影響があることは想像できると思います。

今回は、睡眠時無呼吸症候群の対策について、お伝えしていきます。

## 睡眠時無呼吸症候群とは?
簡潔にいいますと、睡眠時に呼吸が止まってしまう症状です。

まずどの位、呼吸が止まってしまうとこの症状となるのかという疑問があると思います。睡眠時無呼吸症候群の定義は以下になります。

 

テーマ「CHECK」

・「無呼吸」が1時間の睡眠時間に5回以上、7時間以上の睡眠時間に30回以上ある場合、睡眠時無呼吸症候群と判断される。

※「無呼吸」は、10秒以上呼吸が止まった状態と定義

この症状が最初に発見されたのは1967年です。アメリカのスタンフォード大学のグループより報告されました。

つまり、発見されてまだ50年程度の歴史しかなく、まだまだ歴史が浅い症状と言えます。(余談として癌(Canser)の語源となる単語は古代ギリシアから存在していたようです)

また、補足となりますが先程の無呼吸以外にも、通常の呼吸が小さくなっただけでも体内への酸素の取り込み量に影響がでます。

通常の呼吸が50%以上少なくなり、酸素飽和度が3%以上低くなった状態を「低呼吸」として、無呼吸と同程度に扱うことが、昨今のSASの診断基準なっています。

現在、日本人で、この症状を潜在的に抱えている人は、推定300万を超えるともいわれており、生活習慣病と同様に、現代人にとって身近な症状となっているといえます。

### なぜ、睡眠時に呼吸が止まってしまうのか。

唐突ですが、あなたを含め入眠時には仰向けで寝ると思います。

ですが、その場合、睡眠時に呼吸が止まる要因が出てきます。説明していきますね。

まず、仰向けによる睡眠は、重力により舌根部が沈下します。

舌根部は下の付け根の部分ですね。舌根部が沈下することにより上気道が狭くなります。

画像引用:Wikipedia[睡眠時無呼吸症候群 – Wikipedia](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9D%A1%E7%9C%A0%E6%99%82%E7%84%A1%E5%91%BC%E5%90%B8%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4)
の画像を引用する。

更に、睡眠時には全身の筋肉が弛緩します。その結果、上気道を構成する筋肉群(オトガイ舌筋)が緩み、上気道を更に圧迫されます。

引用:Wikipedia[オトガイ舌筋 – Wikipedia](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%88%E3%82%AC%E3%82%A4%E8%88%8C%E7%AD%8B)

これが重症になると気道が閉塞し、呼吸で空気が取り込めなくなります。無呼吸症候群の始まりとなりますね。

ですが、健康な方は、仰向けで寝ることで上気道を構成する筋肉が弛緩するものの、空気を取り込めないレベル迄には至りません。

*では、どのような特徴をお持ちの方が、睡眠時に無呼吸または、低呼吸に至るのでしょうか?*

### 睡眠時に無呼吸になりやすい方は?

もし読み勧めて、いたずらに「私は、無呼吸になっているかもしれまない」といった不安を感じさせていましたら、申し訳ありません。

その疑問を解消するために、ここでは無呼吸になりやすい要素をお伝えしていきますね。

#### 肥満体質
まず第一に、無呼吸症候群で挙げられる特性として、肥満体質であることが挙げられれます。

*なぜ肥満体質が睡眠時に無呼吸の原因となるのでしょうか。*

肥満体質の場合、顔全体にも脂肪が付きます。すると、一見してはわからないのですが、喉の内部にも脂肪がたくさん付きはじめます。

そのため、痩せている人と比べると、上気道が狭くなりやすい・・イコール無呼吸になりやすい状態となります。

#### 小顎症(生まれつき顎が小さい)、下顎後退症(顎が後退している)

顎が小さいと、気道狭くなることは想像ができると思います。

これは生まれつきの体質によるものです。

そのため、あなたのご両親が無呼吸症候群になったご経験がある場合には、将来的には、可能性があると考えておいた方が良いですね。

この症状は、欧米人の彫りの深い顔貌と比較して日本人に多い特徴です。
先程の肥満体質は、一般的にBMI(Body mass Index)が30以上を指します。

※世界保険機構のガイドライン参照

ですが、日本人のSAS患者をサンプリングで調査した際には、肥満(BMI30以下)のSAS患者は70以上となっております。

つまり、欧米人よりもなりやすいととご理解して下ると幸いです。

#### 扁桃(腺)肥大
扁桃が肥大すると上気道が圧迫されます。

すると、当然気道が閉塞されてしましますので、睡眠時には無呼吸ないしは、低呼吸を併発します。

こちらについては、判断することは容易かと思います。
扁桃肥大をお持ちでしたら、同時に併発していると考えるレベルせ問題ないと思います。

尚、昔は扁桃腺とも言われておりましたが、今では扁桃で統一されています。私も扁桃腺との認識でしたので、wikiの内容を引用しますね。

引用:Wikipedia: [扁桃 – Wikipedia](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%81%E6%A1%83#cite_note-jintai-1)

結論から申しますと、「エプスワースの眠気尺度」

## 睡眠の質にどのような影響があるのか?
睡眠時無呼吸症候群(以降SAS)が、世間に広まった事件があります。

2003年2月26日に、山陽新幹線の運転手が運転中に居眠りしてしまい、新幹線がATC(自動列車制御装置)で停止する事故がありました。

この時、運転手は約26キロ、約8分間居眠りしていたそうです。

最大速度は270キロ。この後、新幹線のダイヤが著しく乱れ、乗客に多大な影響を及ぼしました。

死傷者は出なかったものの、そのまま、ブレーキが止まらず、ぶつかってしまったら・・・考えるだけで恐ろしいですね。

そして、後に渦中の運転手は、SASと診断されました。

### 日中に強烈な眠気(過眠)を催す

SASは睡眠の質を大きく低下させます。その結果として、日中に異常な眠気等、様々な症状が起きます。

CHECK
・日中に強烈な眠気が発生する。
・集中力が低下する。
・いつも疲労感がある。

その異常な状況は、先の山陽新幹線の事故の例を上げれば分かるように自身でコントロールできるものではありません。

特に、運転中には、重大な事故に綱がある可能性がありますので、症状が発生した場合は、改善を図っていく必要がありますね。

ご参考までに、運転中にSASが発生しやすい状況について記載しますね。

CHECK
・ひとりでの運転中。
・高速道路や郊外の直線道路を走行中
・渋滞で低速走行中

### 寝起きに不快感を催す。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状は、起床時にも影響があります。

SASが起こる原因は上気道の閉塞によるものです。この閉塞により、呼吸により一時的に酸素を体内に取り込むことができなくなります。

無呼吸状態が続いた後、上気道が開くのですが、この時勢いよく酸素を取り込むため、大きな音がでます。

あなたものご存知の通り、いびきですね。

*いびきを含めて無呼吸を繰り返す状態が、睡眠時に続いたら、しっかりと睡眠物質を除去できるとあなたは思いますか。*

SASの特徴の一つに、何度も夜中に目が覚めるケースがあります。

入眠・覚醒を繰り返すと、起床時に分泌される起床ホルモン(コルチコトロピン)の放出量が減少されますので、起床後の爽快感も著しく低下する結果となります。

## 一般的な対応策は?
ここでは、睡眠時無呼吸症候群に診断された場合、一般的な対応策をお伝えしていきます。

### CPAP療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法)

どんな治療法が行われるかは、以下の図を見て頂くのが一番はやいかと思います。

画像をどうするか相談
[CPAP(シーパップ)とはどのような治療法ですか?|一般社団法人日本呼吸器学会](https://www.jrs.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=141)

よくテレビで見る、手術時の風景を私は思い出しました。この治療を定期的に行う必要があります。

ただ、あくまでもこちらは、根管治療ではなく、対処療法になります。ずっとお付き合いしていく治療法になりますね。

話は変わりますが、平均50歳におけるSAS患者の8年後の生存率は、健常者と比較すると63%であると論文で記述があります。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/eiyogakuzashi/68/3/68_3_166/_pdf

一般の方の認知以上に、危険な症状であるといえます。

### マウスピース
こちらも対処療法となります。

図を記載する。

上記のCPAP療法と比較すると、一度作成してしまえば、費用は発生しないので、比較的安価と言えます。

マウスピースを口に装着して、入眠することで口が、少し空いた状態を保てるので、気道が確保されます。これにより睡眠時の無呼吸を防ぐというわけです。

### 横向(側臥位)で寝る

仰向けで寝ることは人間だけ、冒頭でお伝えしました。

そのため重力の影響を大きく受けて、舌根部および、軟口蓋等の周辺の部位が弛緩して上気道を閉塞させる。

これにより、無呼吸が起こります。

するとあなたは、考えたと思います。

*仰向けで以外、例えば横向きで寝ればいいのではないか。*

おっしゃる通りです。ですがここには落とし穴があります。

なぜかといいますと、人は睡眠を取る時に寝返りをうつからです。

1回の睡眠時に寝返りをうつ回数は平均して10〜20回。ですので・・時間経過に伴い、横向きの姿勢は寝返りにより崩れます。

結果、仰向けになる時間帯がどうしても発生し、無呼吸に対してそれほど効果的ではないのが実情となっています。

## 活気的な対応策とは?
さて、ここまで、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状、原因、対策・・と説明させていただきました。

お忙しい中、時間を取って読んでくださり本当にありがとうございます。

実はSASを改善するにあたり、上記以外のあまり知られていない方法があります。

よくよく考えてみると単純なのですが、盲点とも言える方法です。

それは・・・

 

CHECK

・睡眠時間を短縮させる

 

です。

上記のご意見を聞いて、あなたはこう思われたのではないでしょうか。

そもそもSASは、日中の耐えられない眠気(過眠)があるから、本末転倒なのでは?

その疑問を持つことは、至極当然かと思います。

ただ、まず想像できることは、睡眠時間を短縮することで無呼吸及び低呼吸の発生する機会を確実に削減できます。

私がこの改善策を知ったのは、ショートスリーパー代表の堀大輔さんにお話を伺っていたときです。

私自身、現在4時間睡眠なのですが、さらなる睡眠時間短縮に向けて、相談していた際に、

「そういえば、睡眠時無呼吸症候群の方が、Nature Sleepを受講して下さって、現在回復傾向にあります」

と伺いました。

睡眠時無呼吸症候群は、友人も患っていることもあり、調べる内に潜在的に多くの方が、この症状の可能性があると知り、世間に広めるべきと考え、今回記事にさせて頂きました。

堀さんのお話を伺っている内に、SASが回復傾向にある方の実例を交えて、お話してくださったので、こちらをご紹介したいと思います。

## SASを改善したAさんのケース
堀さんの話を聞く。エビデンスがあると、尚よい。

## SASを改善するためにやるべきことは?
さて、最後までお聞きくださりありがとうございます。

ここまで、お話を受けた方はおわかりかと思いますが、SASを改善するための対策の一つとして、Nature Sleepの説明会に参加してみるのはいかがでしょうか。

説明会の参加費用は3,240円となりますので、睡眠時無呼吸症候群が治る可能性がある・・と考えるのであれば、是非参加してみることをおすすめします。

説明会の最後には、質問コーナーを設けており、どしどしご質問をして頂いてかまわないとのことですので、事前に質問を整理しておきましょう!